2019奨励賞 | 横田 崇 Takashi Yokota

萩市ビジネスプランコンテスト

ほすぴたりてぃサービス株式会社 代表取締役・横田 崇さん

応募事業プランの名称 安心・安全! 地域の人を笑顔にする萩市のケアタクシー事業

ほすぴたりてぃサービス株式会社 代表取締役・横田 崇さん

受賞された事業プラン

福祉資格を持った運転手による介助もできるタクシー事業を高齢者化が進む萩で展開することにより、単独で公共交通機関の利用が困難な方々の暮らしの質を向上したり、中山間部に住む方々の交通手段の一つを担うことができることに加え、観光立市“萩”において、これまでは車いすなどで観光を諦めていた方々が、ケアタクシーがあることで萩市を旅行の目的地として選んでくれるよう、市内の需要だけでなく、市外からの新たな市場開拓を目指す事業プランです。

■横田さんが萩ビジネスプランコンテストに応募した動機は何でしたか?

大きくは2つあります。
一つめは、実際に営業をしてみますと、ケアタクシーの認知度の低さを痛感しました。そのため、この事業について少しでも多くの人に知ってもらえる機会になればと考え応募しました。
もう一つは、様々なアイディアをもち、ビジネスを新しく創る方々の集まりに参加し、多くの視点から助言をいただくことによって、事業のブラッシュアップができるのではないかと期待してです。

■現在、事業の方はいかがでしょうか?当初プランどおりでしょうか?また、当初の想定より変化があればお教えください。

おおよそ当初のプランの通り進んでいるなか、当時の自分の考えに無かったようなニーズも感じています。

■萩ビジネスプランコンテストに応募して良かったと思うことはありますか?

「自分のビジネスを発展させるためのヒント」と「様々な人との出会い」を得たことです。自分の思い描いた範囲の外にある物事を知る人からもらう助言は、自力では見出せなかった可能性を教えてくれるものでした。
また、「先を見据え、創りだすという意識のある方々との出会い」「アイディアが浮かぶものの、どう形にしていったらよいか迷うときに相談にのってくださる方々との出会い」を得ることができたことは、最も価値あることであったと感じています。こういった方々との出会いは、こちらから求めないと中々得られないでしょう。
今後も新しい事業を考えていきたいという意欲をもっていますが、「創る」意識の高い人と関わっていると、思い描いたものを現実にするための道をつくるときの力となると感じています。

■今年の萩ビジネスプランコンテストに応募される方に一言お願いいたします。

自分が参加してみて感じることは、コンテストに参加すること自体に大きな意味があったということです。準備する段階では自分の考えを整理できましたし、当日は自分にはなかった発想や違う立場からの専門的なご意見をいただくことができました。
また、何より、「人との出会い」をいただけるとても貴重な機会となりました。きっと参加された後、「応募してよかった。」と思えることと思います。共に頑張りましょう。