2019年最優秀賞 | 岡本 智之 Tomoyuki Okamoto

萩市ビジネスプランコンテスト

地域おこし協力隊 岡本智之さん

応募事業プランの名称 集落生き残りレシピ ~本質的な豊かさと生き続けるために~

受賞された事業プラン

萩市ビジネスプランコンテスト2019で最優秀賞に選ばれた「集落生き残りレシピ ~本質的な豊かさと生き続けるために~」は、山間部である萩市明木にある古民家をDIYでリノベーションして、飲食、物販、体験学習、宿泊ができる施設を作り、その施設をプラットフォームに、観光客誘致、移住者誘致、空き家対策、食のブランディング、食のPRをしていき、交流人口を増やし、特色がありながらも衰退が進む小さな村を再生していこうというプランです。

■岡本さんが萩ビジネスプランコンテストに応募した動機や経緯は何でしたか?

予算の確保と、自分の価値観ややろうとしている事を多くの人に知ってもらいたかった事。あとは違った視点からビジネスプランを見てもらえる事。移住して来た身なので、この地でこのプランが求められているのか確認出来るのに良い機会と思ったからです。

■現在、事業の方はいかがでしょうか?当初プランどおりでしょうか?また、当初の想定より変化があればお教えください。

費用削減のため、古民家を地元明木の協力者や全国の仲間の力を借りながらDIYでリノベーションしていますが、新型コロナのため、集まってもらうことをお願いするわけにはいかず、工事が滞っています。今は、収束するのを待ちながら、できることをコツコツするしかないです。

■萩ビジネスプランコンテストに応募して良かったと思うことはありますか?

これまでに飲食店の立ち上げや、料理人として複数の国での経験もあり、オープンするための知識はあったのですが、コンテストに応募すると、中小企業診断士のサポートを受けることができ、自分の感覚や理論とは違う理論と価値観を与えてくださります。特にプレゼンでの見せ方や事業計画書の作り方などは、コンテストで受賞するのに役立つものだったと感じています。

■今年の萩ビジネスプランコンテストに応募される方に一言お願いいたします。

コンテストに出さなくても、ビジネスは始められるのですが、コンテストに応募することによって、事業計画をより確かなものになりますし、中小企業診断士だけでなく、講義をしてくださる講師の方や審査員の方にアドバイスをいただけるのは、とても有意義なことだと感じました。受賞できる・できないは別にして、「こんなビジネスがしてみたい」と考えられている方は、応募されてみてはいかがでしょうか?